若手の育成とともに
自己成長を図り
会社に貢献したい。

生産本部 第4グループ
S.A

2006年入社

期間限定の派遣から正社員に。

最初に私がオガワに入ったのは、派遣社員としてでした。ステンレスにフィルムを貼る作業の担当になり、それがすごく楽しかったんです。それまでは、どちらかというとサービス業や営業系に向いていると思っていたので「ものづくりって、こんなに楽しいのか!」と目から鱗が落ちるような思いでしたね。そして派遣期間が終わる頃、「正社員としてやってみない?」と声をかけてもらったときは、「ぜひ、やらせてください」と即答しました。

さまざまな部署の経験を通して成長。

社員になってからは、いろんな部署を経験させてもらいました。まずは生産管理といって、製品を期限内に円滑につくるための工程を組む部署です。そして次に購買の部署へ異動になり、社外の協力業者の人とのつながりもできました。その後、私が最初に担当したフィルムを貼る部署に監督職として戻った際には、生産管理や購買で培った経験を活かすことができたように思います。今は課長として、最終検査・梱包・出荷などのとりまとめをしています。管理職に就くことができたのも、いろんな部署での経験を通して、ものづくりの知識や人との関わりを持てるようになったからだと感じています。

上司と部下が近く、風通しも良好。

多少、部署ごとに雰囲気は違うと思いますが、全体的に、オガワは上司と部下の関係が近く、いわゆる「ホウレンソウ」が相互にできているように感じます。いろんな情報が下からも上がってきますし、私も現場を巡回するようにしています。やはり現場で作業者本人たちと話をすることで気づかされることも多いので、直に言葉を交わし、現場でどんな問題があるのか、何を改善すべきなのかを考えるようにしています。

「次工程はお客さま」の意識を大切に。

私自身も心がけており、部下にも伝えているのが「次工程はお客さま」ということ。オガワの製品はさまざまな工程を経て完成するので、実際には、ほとんどの工程で次も同じ工場内での作業です。しかし、各工程で「お客さまに出せる品質」を意識し、責任をもって丁寧な作業をすることで、最終的に不具合の出にくい、より高品質な製品となり、お客さまのご期待にも応えることができると考えています。各工程には高い意識と技術力をもったリーダーがいるので、リーダーのこだわりやプライドが、他のメンバーにも波及していると思います。それぞれがプロとしての意識を高められるよう、人材育成にも力を入れています。

若手が育っていく姿がやりがい。

今の私にとって仕事のやりがいは、若手が成長していく姿を見ることです。現場には経験年数の浅い新人が多いので、彼らの仕事ぶりに「ここまでできるようになったんだ」「こんな発言をするようになったんだ」と感心させられることが多く、とても嬉しい気持ちになります。一方で、私自身は管理職としてまだまだできていないことも多いので、上司の指導を仰ぎながら、若手に負けないように成長していかなければなりませんね。そして視野を広くもち、経営的な視点で全体を見られるようになりたいと思っています。

学生へのメッセージ

実際の作業を経験すれば、ものづくりの楽しさは実感できると思います。自分たちの手によって、お客さまのご要望に応える製品をつくった達成感は本当に心地よく、設置されているのを見ると、とても誇らしい気持ちになります。福利厚生制度の充実や改善を進める意識も高いので、「働きやすさ」の面でも満足しています。